(Graduation Date: July 25th, 2025)

料理に対して劣等感の塊の私が、少しずつ、料理の大切さや楽しさを理解し始めたことを実感しております。そして、専門家への厳しさもわかってきました。英語がわからないので、頭の中で想像しながら、デモを見ても、すぐ忘れるので、周りの生徒さんの動きを見て真似していました。あとはノートへ先生の動きをメモして、やりました。

しかし、不器用なうえに、段取りが悪いので、周りの生徒さんに、ずい分助けていただきました。とてもありがたかったです。毎日、魚を捌くことで刺身やネタ作りもわかってきました。ロール巻きや握りの練習を毎日数時間、土日は朝昼晩練習したりしました。鈍臭い私ですが、少しずつできるようになってきました。れんしゅうのたいせつさ、寿司バーやケータリングなどの経験の大切さ、盛り付けや飾りつけなどの大切さもすごく実感しております。

お習いしたことを継続して積み重ねていかなくてはなりません。すべてが貴重な経験と学習になりました。ここに来ずに、高知県にいたままでは、こうはならなかったでしょう。世界に目を向けること、新しい発想を持ち続けること、これからも大切にしたいです。日本へ帰ったら料理学校の生徒さん達にアンディ校長の凄さをぜひ伝えたいと思っています。そして、寿司学校での学習を勧めたいと思います。また、夫婦で受講することの良さは、何でも二人で相談できること、日本に帰ってやりたいこと、世界に向けてやりたいことなど、ここでの学習を土台にして一緒に次のステップを踏めることです。一人では、「やめようかな?」と思うことも二人なら、お互いに励まし合って前に進むことができます。お互いの共通認識のもとで支え合うことができます。お互いの理解度も以前より上がったと思います。全てに於いて学校への感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。ぶきようなわたしに、根気強くご指導いただいたこと、本当にありがとうございました。

魚を捌く前に模型の魚でぷよぷよと何回も練習して実演に臨んだのは私にとっては、具体的でとてもわかりやすく楽しかったです。ケータリングの準備や実践はとても貴重でした。よそのお宅へお邪魔して寿司を握るなんてことは考えもしなかったことです。また、お寿司をよく召し上がりに来られます、皆さん……。魚市場への魚の仕入れもとてもよかったです。魚の目利き、鮮度を保つための工夫など、とても参考になりました。私たちのところでは朝獲れの魚をほぼ1~2日で使います。いろんなやり方を知ることができました。